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風と光の散歩道、有希編2a

句会

今日は銀座のギャラリーで句会でした。
これは自分でもわりと好きな句です。
写真と句がすこし離れ過ぎてますけど、
アートの街銀座ということで。

   ユトリロの利き耳どちら初蝶来


句会_a0248481_0222798.jpg

by yuhki_e2 | 2013-02-28 00:23 | Comments(8)
Commented by あかね at 2013-02-28 11:50 x
初蝶、鉢にみかんの木があるので
そろそろ幼虫の姿が見つかるかもです。

ゴッホでなくユトリロの耳というのが面白い。
ユトリロの母親も画家だし
ルノワールら大物画家のモデルを務めたことでも有名ですね。

写真と俳句、最近それがとても難しいと再認識してるところです。
というか俳句脳から少し遠ざかってる感も。
詠むしかないのでしょうねえ、ひたすら多捨ですがw
Commented by 笑子 at 2013-03-01 14:48 x
こんにちは~

数日前にアップされた
> まだ知らぬ空の深さや雀の子

の句、とても好きです☆彡

写真と俳句・・・・
“中高年の静かなブーム”でずっと静かなままでしょうか・・・
爆発的にならないのは、やっぱり難しいということなんじゃないですか
で、NHKは裾野を広げる為に、敢えて季語にこだわらない575で展開したけれど、それでもまだ難しかった。。。

私も他者への関心が薄いほうでしょうか・・・
確かに仕事もしながらで、趣味の域を一向に超えません
それでも、なるべく、これからもいろんなところに参加していこうと
思っています・・・
できる範囲で、ということになりますが。

Commented at 2013-03-01 15:57
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yuhki_e2 at 2013-03-01 21:02
>>あかねさん
こんばんは、
初蝶は響きもいいし、好きな言葉です。

ユトリロは恋に奔放なお母さんで苦労したようで(w ユトリロ自身、若い頃アル中で精神病院に隔離されたりして、心身共にボロボロの状態だったので、早死したのかと思っていたら、そうではないのですね。50歳くらいのときに裕福な女性と結婚し、美術で勲章をもらったり、絵も沢山売れて、70代で亡くなっています。同世代で仲のよかったモディリアーニが30代で不幸な死に方をしたのを考えると、アーティストにもいろんな人生があるのだなと思います。ユトリロ母のシュザンヌ・バラドンはロートレックと同棲していたこともあり、ロートレックが描いた彼女の肖像画(「二日酔」)は個人的にも好きな絵です。

俳句の様々な人たちと知り合うにつれ、あるいは過去の個展で写真家と話したことを思い出すうち、いろいろ考えさせられました。
Commented by yuhki_e2 at 2013-03-01 22:03
>>笑子さん
こんばんは、ありがとうございます。
空は、高いという表現もしますが、自分的には深いと感じることもあります。それを句にしてみました。

写真と俳句、今度どうなっていくのか、
自分には予想ができかねます。
今後作家として通用するレベルの人が出てくるか、どうか、かも知れません。

NHKのフォト575、あれはどうなんでしょう。
写真と言葉を組み合わせることを、多くの人に知ってもらうきっかけにはなったと思います。その一方、俳句でも川柳でもOKというスタンスにしたためか、放送の後半は俳句でも川柳でもない、中途半端な「おもしろ575」のような物が増えてしまっていた気がします。あの番組を観て、写真+俳句はああいうものだと思ってしまった人がどれくらいいるのだろう。各地で写真+俳句の公募も増えてきましたが、俳句とも言えない、季語のある「おもしろ575」ばかりの入選結果(おそらく応募自体がそういったもの中心)はすこし気になっています。楽しみとしてやるならそれがダメとは言わないけど、写真と合わせる俳句の追求とは別の方向だと思います。
Commented by yuhki_e2 at 2013-03-01 22:04
(続き)
現在、俳句人口はかなりいるようですが、俳句や俳句に関わることで所得と言えるほどの収入を得ている人はほとんどいません。俳句によってある程度の所得がある人間となると、ほんの数人という話も聞きます。たいていは本業があって、それと別に俳句もやっている、ということになります。そういう経済的な意味では俳句のプロと呼べる人間はほとんどいません。けど、いろんな人と知り合って強く感じていますが、「俳句の玄人」は相当数が、たしかに居る。写真家も、商業写真をやらないと、受賞歴があるような人でも、本業が別にあったりしますね。俳句にしろ写真にしろ、自分がそういった人たちやその作品を観て、「(娯楽的な)趣味でやっている人」には見えないです。それぞれを見ていて共通するのは、才能があるのもそうですけど、研究熱心、探究心みたいです。
Commented by yuhki_e2 at 2013-03-01 22:04
(続き)
笑子さんはたぶん知らない若い人ですけど、本業が写真家で、句集も出している俳人であり、写真俳句もやる、という人いるんです。写真+俳句のウェイトはかなり低い。そういった人がもっと写俳の作品をばしばし発表するようになると、面白いことになりそう。四国で行われる高校生たちの俳句甲子園も、以前は敗者復活戦が写真+俳句で、その過去の記録見てると、ほとんどが写真は修学旅行のスナップ写真レベルで、句との合わせ方もかなり微妙(専門は俳句なので仕方ないかも)。ただ、そのなかに、とてもいい写俳作品を出してた人いました。写真俳句にスカウトしたいくらい! 残念なことに、その人はもう俳句自体やっていないという話を人伝に聞きました。

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Commented by yuhki_e2 at 2013-03-01 22:05
>>非公開様
コメントありがとうございます。
高い店は入ったことありませんが(入れませんが)、夜の銀座をぶらぶら歩くのも好きです。洋菓子のウェスト本店の二階が、スペースQというギャラリーになっています。一年中様々な展示をやっていますから、そのうちぜひ覗いてみて下さい。数寄屋橋交差点から新橋方向へ数分歩いて右側です。

フォト×俳句は、そういう名称(表記)にした事情を新聞社の記者さんから伺っています。初個展から数年になりますが、写真+俳句をひとつの作品として考えるとき、どうも写真と相性のよくない俳句もあるようで、一筋縄ではいかないのを痛感しています。まだこういうことを言っている人いないようですが、(視覚的な)写生句は写真と相性が良くないみたい。絵と写真を並べるような感じになってしまうのかも。写生句以外、たとえば人事句や抽象的なものを含んだ句は写真と相性がいいようです。

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