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風と光の散歩道、有希編2a

目に膜のある生き物が来る驟雨

今日は珍しくプレバトを観ました。
千原ジュニアさんのあの句は面白いと思う。
東大生の女子のは、とりあえず俳句になっているという感じなのかな。
いい句ってひたすら難しいですね。

何がいい句で、何が詰まらない句なのか、
はっきりとした根拠があるような、ないような。
本質は禅問答みたいなものかも知れないと思ったりします。
ただ、それなりに長く俳句をやっていると、
その人の俳句をいくつも読んで、話しているのを聞くと、
相手の力量を感じるときもすくなくありません。
俳句とは別のジャンルの話になるけど、
作家で公募の審査員という若い人の、
あまりの素人っぽさにげんなりしたこともあって、
なんだかなあと思ったりします。
ただ、自分にとって重要でもない他者のことは、
口出しする必要もその気もないし。

そういえばカラオケのことにすこし前のブログで触れました。
趣味としてのカラオケは、それはそれでいいと思います。
自分が気持ちよく歌って、楽しい時間を過ごす、
とてもいいことだと思う。
その一方、カラオケ好きが高じて、
単なる趣味にとどまらず、プロの歌手になった知人がいました。
事務所に所属してCDも出したみたい。
テレビに出たり、チャートで注目されるほどではありませんでしたが、
高齢でのプロ歌手デビューが珍しいこともあって、
様々なイベントに呼ばれて歌ったそうです。
だいぶ前の話で、いまどうしているのかは知りません。
趣味人と玄人、それほど違いはないのかも知れないし、
大きな違いがあるかも知れない。
ただ、何かをとことん追求するなら、
楽しさよりも、辛さと難しさの割合が大きくなるように思います。
趣味人と玄人、どちらが幸福なのか、それは自分には判りません。

   目に膜のある生き物が来る驟雨


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   めにまくのあるいきものがくるしうう

by yuhki_e2 | 2019-06-27 23:09 | Comments(0)